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一般社団法人　東京はり灸マッサージ師会　会報 三療通信　第5号 発行日　　平成22年８月1日　 　　通巻65号　　　創刊　平成１０年８月

平成22年度総会が5月23日（日）に開催　
　委任132・出席30名で成立。事業報告・事業計画・決算等承認されました。

≪新入会員募集中　★　メリット倍増！！≫

―佐竹会長―
　東京都はり灸マッサージ師会と地域師会が協力体制を取ることに伴い、組織や会費制度が新しくなりました。皆様の多様な要望にお応えできるよう、「会員と患者さんのための師会」を旨として今後も工夫を重ねてまいります。選択肢を増やし入会しやすい体制となりましたので、お知り合いの先生や新卒の先生をご紹介ください。
　今年の東京三療大学では、ご希望の多かった松本先生による『ＡＳＴＲ療法』を９月と10月に2回連続で御講演頂きます。更に、11月には、国立法人筑波技術大学・保健学部保健学科教授　緒方昭広先生による講義が実現いたしました。その他、来年3月の日東医学会参加をはじめ全カリキュラムは裏面にございますので、今年も是非ご参加ください。
　また、新たにスタートする制度をご紹介します。�@メーリングリストを設け皆様に最新の情報をお送りします。�A相模原市の医療保険請求体制を請求ソフトも含めて整備しました。�B今までのウーベル損害賠償保険、所得補償保険に加えて、個人加入の労災保険や自動車保険など会員限定保険加入制度を設けました。その他、数々の見直しや取り組みを予定しております。　　
　最後に昨年度も多くの難題に積極的に取り組んでくださった師会幹部の先生方とスタッフ全員に心から感謝いたします。

---2面---
総会のご来賓
　顧問・都議　　こいそ明氏、
　顧問・八王子市議　水野じゅん氏、
　顧問・前衆議　はぎうだ光一氏、

『師会体制と会費制度の変更について』
≪新体制≫
　本部・支部体制あるいは地域師会体制が変わります。
　今後は、「一般社団法人東京都はり灸マッサージ師会」と「地域師会」との関係に統一され、それぞれの組織が協力関係を維持しながら、別組織として活動してゆくことになります。

　【　会　費　】
　入会金　　　　　　10000円　(再入会含)
　会　員　　年額　　18000円 （半期毎分納可）
　
　　★法人会員[新制度]　
　　　年額　　24000円 + (従業員数×6000円)

　【　お振込方法　】
　原則　半期毎、4月と10月にお振込下さい。
　師会から振込用紙を送付します。ゆうびん局からお振込ください。
　（手数料は師会負担です。ＡＴＭをお勧めします）
　※振込控えが領収証となりますので大切に保存してください。

　地域師会　連絡先紹介（名称が支部から下記の師会名へと変わりました。）

　※地域師会は特徴がそれぞれ異なります。詳しくは各地域師会長にお尋ねください。

　長い目で見ると地域に根付いて先輩がたと交流を持つことはとても大切です。
　お近くの地域師会への所属をお勧めします。

　---3面---

平成22年度　東京三療大学カリキュラム

(1)　 9月19日　「ASTR療法･前編」　松本不二夫先生

(2)　10月17日　「ASTR療法･後編」　松本不二夫先生

(3)　11月21日　「あきは師に必要な腰痛のみかた」
　　　筑波技術大学・保健科学部保健学科・鍼灸学専攻教授　緒方昭広先生

(4)　12月19日　「介護予防運動入門」
　　　セントラルスポーツ・介護予防運動主任指導員　大東俊彦先生

(5)   H23年1月16日「あん摩術・マッサージ術
　　　堀江代表理事・吉原理事・植田先生他

(6)　 2月20日　「医療保険研修」　杉田理事ほか　

(7)　 3月19日･20日　第36回日本東洋医学系物理療法学会　
　　　つくば国際会議場（エポカルつくば）参加者募集！

　ASTR（アスター）療法　
　ASTR（Active Soft Tissue Release）とは、特定の軟部組織（筋・筋膜・靭帯・腱・腱しょう）を局所的に圧迫伸展を加えて固定しつつ、隣接した関節の運動（自動・自動介助・他動）を行なうことで、より効果的なストレッチを施す手技療法である。

　−松本先生略歴−
　1985年､日本大学医学部卒業｡日本大学練馬光が丘病院､国立病院東京災害医療センターを経て､現在､高野台松本クリニック（東京都練馬区）院長｡医学博士

―コラム―　「訪問マッサージ実技」（医療保険担当　田中）
（4）「目的をもった施術を・・・」（後編）
　それでは、なぜ目的を持つことが大切なのか、一つ目的を持つと、それに向かっておのずと行うべき施術計画が立てられるからです。施術計画などというと堅苦しいですが、例えば起き上がれない患者さんを起き上がれる様にしようとしたら、まず寝返りをうてるか、できれば次に上半身を起こせるか、そして上肢にそれなりの筋力があるか、下肢をベッドから下ろせるか、など問題点が見えてきます。問題点が見えてくればそれを中心に機能訓練計画（メニュー）を作ればいいのです。一つの動作を行うために何が足りないのか、何ができないのか、それに沿って施術を行っていきある程度できるようになってきたらまた次のステップを目指してメニューを組んでいく、その繰り返しです。何かひとつこれが出来るようになりたいという、患者さんと施術者が共通の目標を持って施術を進めていくことが大事だと思います。そしてその経過を簡単でいいので記録しておくことも重要です。「短期目標」「長期目標」を記載し、現在の施術内容・患者さんの状態を記載するだけで立派な施術計画書の出来上がりです。　
　　次回は「マッサージの効果」の予定です。

　--4面---
≪お知らせ≫

【医療保険請求ソフトの特徴】
　本体と医療助成一括印刷　明細付領収書一括印刷　同意期間・料金自動計算
前月基本事項コピー　患者情報マスター方式　全国の保険者対応(一部除く)
等の機能を備えています。費用はソフト使用料700円(月額)＋請求額の４％
です。（代書サービス等あり）
※詳しくは師会事務局までお問い合わせください。
【ログイン画面】
　インターネットより本会HPにアクセスし、申請書作成システムについて【ログイン画面へ】をクリックしID／PWを入力してログインすると下図のような画面が表示されます。
　例えば、師会からのお知らせで『7/3審査会データ送信を締切ました。』をクリックすると詳細が表示されます。また左下の医療保険・審査会提出用の欄には同意書（マッサージ、はりきゅう用）と医療助成申請書（相模原市書式）がありダウンロードして使用できます。下部中央はマニュアルです。

【メーリングリスト登録者募集】　
　勉強会案内や医療保険情報などの最新情報を師会からダイレクトに携帯電話やパソコンに配信します。既にメールアドレスをお知らせいただいているかたには、随時配信させていただきます。新たに登録希望の先生は住所・氏名・会員番号に「メーリングリスト登録希望」と書いたメールを本部アドレスCBL12400@nifty.comまでお送り下さい。(無料)